ベルギー人GKヴァン・ダンメが28歳で死去… 2016年に白血病が発覚

 サークル・ブルージュのベルギー人GKミゲル・ヴァン・ダンメは、闘病の末28歳で天国に旅立った。

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 ヴァン・ダンメは2014年からベルギー1部リーグでプレーしていたが、2016年に白血病のため50試合にも満たない出場数でキャリアが中断。回復と再発を繰り返し、2020年9月に治療効果がなくなったと明かしていた。サークル・ブルージュは、「私たちの友人であり、チームメイトでもあるヴァン・ダンメが白血病との長い戦いを終えたことを、大きな悲しみと共に報告する」とコメント。「しばらく上手くいっていないのは分かっていたとは言え、言葉では言い表せない気持ちでいる。ミゲル、挫折に挫折を重ねながらも何度も何度も挑戦するあなたの忍耐力と強さは称賛に値するものだ。前向きな姿勢、粘り強さ、闘志のお手本だ。いつまでも私たちの緑黒のハートと共に」と哀悼の意を示した。

 またヴァン・ダンメには妻と娘がおり、夫人がInstagramで「私たちの最愛のダディは昨夜に最後の試合、決して勝利できない試合へと旅立っていった」と報告。「あなたは最後までライオンのように戦った。あなたには心から感謝しているの。多くの人にとっての模範だったから。どんなにわずかな成功のチャンスしかなくても決して諦めてはいけないとあなたは気付かせてくれた。そして今、すべての痛みから解放されたのよ」と綴っている。

ヴァン・ダンメが28歳の若さで他界 Photo Isosport/MB Media

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