沖縄コロナ1058人 今月最多、29日ぶり1000人超す 死者1人(3月30日午後)

 沖縄県は30日、新型コロナウイルスの新規陽性者1058人(前日984人)を確認したと発表した。1000人を超えたのは、3月1日の1027人(当初は1029人と発表)以来29日ぶりで、今月最多。前週水曜日の感染者913人に比べて145人増え、8日連続で前週の同じ曜日を上回った。累計は12万1209人。
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 新たな死者1人の発表もあった。南城市の90代男性で今月1日に死亡確認。累計で439人となった。
 米軍関係者は59人(前日3人)と報告があった。累計で1万1493人。 
 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は389.33人で、5日連続で全国ワースト1位に。2位は東京都で363.12、3位は埼玉県の 322.59。全国平均は239.06。

 病床使用率は23.4%(前日22.8%)。重症者用の病床使用率は前日と同じ4.8%。

 入院調整中の患者は677人(前日732人)、宿泊施設療養中は536人(同554人)、自宅療養中は5089人(同4585人)、入院中は146人(同142人)で、そのうち重症は前日と同じ1人。療養中の患者の合計は6449人(同6017人)で、2日連続で6000人を上回った。【関連記事】
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