卒業作品、僕らの街を拡張現実マップで 横浜・西寺尾小30人、スマホで紹介動画「魅力を未来へ」

ARマップを制作した横浜市立西寺尾小学校6年1組の児童ら=同市神奈川区

 横浜市立西寺尾小学校(同市神奈川区)を今春卒業した6年1組の児童30人が、地域の特色や歴史を伝えるAR(拡張現実)マップを制作した。マップ上の写真にスマートフォンをかざすとそのスポットの紹介動画が閲覧できる仕組みで、「地元の大口の街の魅力を未来へつなごう」との願いを込めた。

 マップには▽松見町▽入江川公園▽神の木公園▽神之木地区センター▽おおぐち通商店街▽JR大口駅▽西寺尾小学校-の七つのスポットを掲載。それぞれ1分半の動画がスマホで視聴でき、学校や駅の歴史、地区名の由来などを住民のインタビューなども交えながら紹介している。

 各動画の最後には、「10年後も100年後も変わらずに」「歴史を私たちの手で作り上げていこう」などと児童らのメッセージも添えた。

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