太田光、ウィル・スミスが起こした平手打ち騒動でとばっちり「太田が殴られればよかったのにって」

29日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、米アカデミー賞受賞式で俳優ウィル・スミスが起こした平手打ち騒動で、なぜか自分が批判されている件について語った。

番組オープニングの挨拶で太田は「いやぁ…、ウィル・スミスに殴られたほほがまだ痛いんだよ」とコメントし、田中裕二から「お前じゃねぇだろ! お前も殴られる側だからな、言っとくけど(笑)」とツッコミを受けた。

この平手打ち騒動は、受賞式の司会をしていたコメディアンのクリス・ロックが、ウィルの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスの頭髪を揶揄したことをきっかけに起きたが、太田はこの件の動画サイトやSNSでの反応について「俺だって、動画とかネットで…、一応、ネット疎いけど、ああいうの見る訳。動画とか見たらさ、『太田が殴られればよかったのに』って。もうさ、ヒドイ…そりゃないじゃない!」と、関係ない自身の名前があがっていたと話し笑いを誘う。

さらに太田は「『ウィル・スミスが太田も殴ってくんねぇだろうか』って。ヒドイよ。しまいにはさ、『西島秀俊が太田を殴ればいい』って、訳分かんないよ(笑)」と映画『ドライブ・マイ・カー』に出演していた西島の名前を出す人までいたと、ネットの反応について説明した。

話を聞いた田中が「でも、まぁ確かにお前は殴られそうだね、その内ね(笑)」と返すと、太田は「『日本で言えば太田みたいな奴だ』って言ってんだよ。『ああいう口の減らないコメディアンはね、言っても分かんないんだから殴るに限る!』なんて言ってさ」と思わぬとばっちりを受けたことに言及したのだった。

なお、太田は自分がウィルのように言われた側だったときの反応を、毎回ネタにしているぜんじろうが司会だったとして予想したが「ヘラヘラ笑ってて、で、俺、社長に殴られると思うんだよ。かと言って、俺がぜんじろうに殴ったら、また社長に殴られると思う、家で」と回答し、笑いを誘ったのだった。

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