木原美悠、3大会連続の4強入り 中国帰化選手下す<卓球・WTTスターコンテンダードーハ2022>

<卓球・WTTスターコンテンダードーハ2022 日時:3月25日~31日 場所:ドーハ>

30日、WTTコンテンダードーハ2022女子シングルス準々決勝で木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)がヤン・シャオシン(モナコ)と対戦。ゲームカウント3-1で木原が勝利した。

苦しみながらも4強入り

ヤン・シャオシンはモナコ代表の右シェーク裏粒の選手。2014年に中国から帰化し、以降はモナコ代表として数多くの国際大会に出場している。34歳となった今も世界ランキングは20位(2022年3月30日現在)と、確かな実力を備えている選手だ。

写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT

勝てばWTTフィーダードーハから数えて3大会連続での女子シングルスベスト4入りが決まる木原は、序盤から積極的な仕掛けを見せる。しかし、ヤンも粒高ラバーでの変化攻撃で粘り、第1ゲームから一進一退の攻防に。デュースまでもつれる熱戦となるが、なんとか木原は第1ゲームを制する。

続く第2ゲームも楽な展開にはならず、木原は完全にペースを掴みきれないがそれでもリードを保ち、11-9で勝利。第3ゲームはヤンに奪われるも、第4ゲームは木原が巻き返しなんとか勝利。ゲームカウント3-1で木原が白星を挙げ、WTTシリーズ3大会連続で女子シングルス4強入りを果たした。

女子シングルス準々決勝

写真:ヤン・シャオシン(モナコ)/提供:WTT

〇木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 3-1 ヤン・シャオシン(モナコ)
12-10/11-9/2-11/11-7

文:ラリーズ編集部

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