成人式の日に横須賀市内で暴走行為「日本一派手に」 罰金30万円

集団暴走で使われた乗用車(神奈川県警提供)

 横須賀市の成人式会場周辺で暴走行為をしたとして、横浜区検は30日、道交法違反の罪で、同市の土木作業員の男性(20)を略式起訴した。横浜簡裁は同日付で罰金30万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、男性はほか13人と共謀して1月9日ごろ、同市付近の道路で、オートバイ4台と乗用車1台に分乗して信号無視や蛇行運転、乗用車から身を乗り出す行為などを繰り返した、とされる。

 県警の調べに、男性は「横須賀の成人式を日本一派手にしたくて暴走した。暴走行為がテレビにも映され、俺たちが日本一ということで満足している」などと供述していた。

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