【MLB】鈴木誠也、初HRは「たまたま」 打法変更で“対応力”発揮「思い切って変えようと」

会見に応じたカブス・鈴木誠也【写真:盆子原浩二】

11打席目初の快音にも「技術的なところでまだまだ足りないところある」

■カブス 8ー5 マリナーズ(オープン戦・日本時間31日・メサ)

【実際の映像】ノーステップで叩き込んだ! 鈴木誠也がメジャー11打席目で放った初本塁打

カブスの鈴木誠也外野手が30日(日本時間31日)、マリナーズとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場。4回の第3打席にメジャー初安打となる2ランを放った。試合後に取材に応じ「たまたまって感じです。こすっていたのでどうかなという感じはありましたけど、角度よく入ってくれたので良かったです」と振り返った。

4回2死一塁、メジャー通算51勝左腕マルコ・ゴンザレスからバックスクリーン左へ2ランを叩き込んだ。オープン戦4試合11打席目で待望の快音。初球を空振りし「合っていないと思った。思い切って変えようというか、そうじゃないと振れないと思ったので」とノーステップに変更。“対応力”で放った一打に「日本のときからやってきたこと。そのピッチャー、そのピッチャーでタイミングが合う合わないはあると思う。今日は本当にタイミングが合わなかったのでノーステップにして、3打席目だけですけど、そこで自分のスイングができたので良かったです」と語った。

第1打席は3球三振、第2打席は中飛に倒れ、この日は3打数1安打2打点で交代。これでオープン戦は4試合に出場し、9打数1安打2打点、打率.111、OPS.717。「技術的なところでまだまだ足りないところはあると思うので、しっかりやっていきたい」と開幕を見据えた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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