ニセ電話詐欺被害 未然防止でコンビニに感謝状 長崎・壱岐署

感謝状を手にする槇木店長=壱岐署

 ニセ電話詐欺被害を未然に防止したとして壱岐署は23日、ローソン壱岐郷ノ浦店(槇木翔人店長)に署長感謝状を贈った。
 同署などによると、14日夕、30代女性客が5万円のギフトカード7枚を購入しようとしたため、店員が購入理由を尋ねたところ「電話の相手から購入するよう言われた」と答えた。店員3人が詐欺の可能性があると説明し警察に通報した。
 古賀博文署長から感謝状を受け取った槇木店長は「今後もお客さまが安心して買い物が出来るよう従業員一同で不審と思ったら迷わず声掛けをしていこうと思っている」と話した。
 壱岐市内では3月、50代男性が同様の手口で計1470万円をだまし取られる被害があったばかりで、同署は金融機関やコンビニなどに注意を促していた。


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