朝鮮で金銀薬師如来三尊仏像と金銅阿弥陀如来三尊仏像が新たに発掘

金銅阿弥陀如来三尊仏像

最近、朝鮮の名山である妙香山と金剛山で金銀薬師如来三尊仏像と金銅阿弥陀如来三尊仏像が新たに発掘された。

ウェブニュースサイト「ネナラ(わが国)」が3月30日報じた。

報道によれば、当該部門で分析したことによると、妙香山で発掘された金銀薬師如来三尊仏像は、銀を主成分にして表面に金めっきをしており、金剛山で発掘された金銅阿弥陀如来三尊仏像は、銅を主成分にして錫と鉛が含まれており、表面に金めっきをしたことが検証された。

朝鮮民主主義人民共和国考古学学会では、新たに発掘された仏像が高麗(918年から1392年まで存在した封建国家)時代の遺物として仏像の年代と形象手法、製作方法などを研究する上で学術的意義が大きいだけでなく世界的に有名な妙香山と金剛山で発掘されたことにより、わが国の遺物の中で指折りの国宝級価値があると認めた。(了)

金銀薬師如来三尊仏像

© KOYU BUN