東北新幹線の脱線車両が仙台駅に運び込まれる 事故の検証と修理へ

16日の地震で脱線した東北新幹線の車両の一部が31日未明、仙台駅に運び込まれました。

今後、宮城県利府町の新幹線総合車両センターに運び、事故の検証が行われます。

脱線した東北新幹線は、29日までに16両をレールに戻す作業が完了し、このうち6両が31日午前3時過ぎから仙台駅に運び込まれました。

ホームからは、車両に目立った傷やへこみは確認できませんでした。

JR東日本では、4月1日以降も車両を仙台駅に運び込み、連結したうえで3日から利府町の新幹線総合車両センターに移動させ、事故の検証や車両の修理を行う予定です。

東北新幹線は2日から郡山と福島の間で、4日からは仙台と一ノ関の間で運転を再開し、4月20日前後に全線での運転再開を目指しています。

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