5Gの広がる可能性 大分・玖珠町

 第5世代移動通信システム、通称「5G」の基地局が玖珠町に設置されました。設置されたのは5Gの電波を限られた範囲内で使うことが出来る「ローカル5G」の基地局です。IT関係企業の誘致を目的とした町のデジタル推進化事業の一環で、旧森中学校の校舎をローカル5Gの基地局としました。31日は設置に協力した電気通信業者、電気興業の九州支店長らが玖珠町役場を訪れ、宿利政和町長に報告しました。電気興業は企業版ふるさと納税の制度を使って約5000万円を寄付しました。

 宿利政和・玖珠町長「スマート農業や工業系の企業の誘致を考えているので、今回を契機にいろいろな企業に入ってもらえるように頑張っていきたい」

 町は4月中の利用を目指しています。

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