ファラデー社がFinFET SoCの開発を加速するCortex-A53ベースのプラットフォームを発表

台湾・新竹--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 最先端ASIC設計サービス及びIPを提供するファラデーテクノロジー社(TWSE:3035)は本日、サムスン・ファウンドリーの14LFP FinFETプロセス技術で実装したSoCreative!VI™ A600 SoC開発プラットフォームを発表しました。このプラットフォームは、ファラデーのA600 SoCチップを評価ボードに搭載し、Linuxソフトウエア開発キット(SDK)を付属させており、フルパフォーマンスのシステム環境を構築することで、早期開発段階でのシームレスな機能検証やシステムソフトウエア開発を実現します。本A600 SoCプラットフォームは、AIoT、エッジコンピューティング、マルチメディア、通信など、FinFETアプリケーションの市場投入期間を短縮するために利用することができます。

高性能かつ複雑なSoC設計のニーズに応えるため、ファラデーのA600 SoCは、最大1.5 GHzまで性能を最適化できるArm Cortex-A53 クアッドコアCPUと、検証済みの自社製LPDDR4/4XコントローラーとPHY IP/サブシステムを搭載しています。さらにA600にはPCIe Gen4やUSBなど、その他の必須高速インターフェースIPが含まれています。SoCreative!VI A600プラットフォームは、USB Type-Cケーブルでお客さまのFPGAボードを接続することで、実績あるSoCアーキテクチャーでお客さま独自のデザインブロックをより簡単に評価・検証することに役立ちます。

ファラデー社のフラッシュ・リン最高執行責任者(COO)は、次のように述べています。「ファラデー社の最新SoCreativeシリーズプラットフォームであるA600により、お客さまのSoCプロジェクトはFinFETプロセスへ迅速に移行することができます。このプラットフォームの投入により、多くの次世代アプリケーションを対象とする自社SoCプロジェクトにおいて、IP評価やソフトウエア開発に早期に取り組みたいASICのお客さまに、大きな付加価値を提供することができます。」

ファラデー社の御紹介

ファラデーテクノロジー社は先進のファブレスASICおよびシリコンIPのプロバイダーです。なお、ファラデー社は、ISO 9001及びISO 26262の認証を取得済です。当社の幅広いIPポートフォリオにはI/O、セル・ライブラリ、メモリ・コンパイラ、ARM互換CPU、LPDDR4/4X、DDR4/3、MIPI D-PHY、V-by-One、USB 3.1/2.0、10/100イーサネット、ギガビット・イーサネット、SATA3/2、PCIe Gen4/3及びプログラマブル28G SerDesなどが含まれます。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本と中国を含む世界にサービスおよびサポートの拠点を持っています。詳細はwww.faraday-tech.comにアクセスするかリンクトインでファラデー社をフォローして下さい。

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