那覇軍港で米軍が基地警備訓練 武装兵ら小銃構え活動

 在沖米陸軍は31日夕、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で基地警備訓練を実施した。米軍が訓練開始時刻とした同日午後4時以降、同軍港で小型船の接岸や、武装兵らが活動する様子が確認された。米軍は午後8時まで訓練を実施するとしている。

 米軍が沖縄防衛局などに通告した内容では、同基地所属の第853米陸軍輸送大隊が参加。警察巡回車両、部隊輸送車両、小型輸送艦艇などの使用を説明していた。米軍は実施実績のある「ルーティーン訓練」としている。

 沖縄防衛局や県は30日までに、影響の最小化を米軍などに要請していた。【関連ニュース】
▼銃を向けて警戒、響くオスプレイの重低音…那覇軍港訓練
▼【動画】「すごい近い…」座間味沖で2機が低空飛行
▼【動画】街の低空、揺れる物体…普天間オスプレイつり下げ訓練
▼外来機F35ステルス戦闘機が普天間に飛来するのはなぜか?
▼【図でわかる】米軍機爆音「120デシベル」とは…救急車の音の何倍?

© 株式会社琉球新報社