川崎・政令市50年 5区で記念イベント企画 中原区はタイムカプセル開封、高津区はPR動画

新年度に開封を予定している中原区の「なかはら世紀越えカプセル」(同区提供)

 川崎市が政令指定都市に移行して今年で50年を迎えるのを記念し、4月以降、当時行政区として誕生した5区でイベントなどを企画している。分区して誕生した2区の40周年と合わせ、全市を挙げて節目を祝う。

 中原区は2000年に区役所敷地内に封印したタイムカプセルの開封イベントを行う。中には当時の小中高校生1936人が未来に宛てて書いたメッセージなどが納められている。区は「かわさきスポーツパートナー」と連携したオリジナル婚姻届も作る。

 高津区は区の名所を伝えるプロモーション動画公開を目指し、大山街道や久地円筒分水の紹介を予定する。多摩区は4月30日に記念式典を行い、記念誌作成も進める。川崎区は区内の今昔を記録した15秒と25分の映像と記念誌作りを行う。幸区は6月上旬に記念式典や音楽イベントを開催する予定だ。

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