宮崎県、酒類今後どう判断 認証店制度の活用課題

 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の適用に伴う、飲食店などへの酒類提供の要請を巡って九州・沖縄8県で対応が分かれ、宮崎県として次の感染拡大にどう対処していくべきか、課題を投げ掛けている。本県は一律の酒類提供停止を要請し「感染が他県より早く減少に転じた」と成果を説くが、飲食店関係者からは不満も漏れる。感染再拡大の兆しもある中、河野知事は今後について「ワクチン3回目接種、認証店制度の後押しを進めており、必ずしも同じやり方がいいとは言えない」との見解も示す。

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