福井県鯖江市のレッサーパンダが森永製菓「おっとっと」に、パッケージに写真も 4月中旬から全国販売

福井県鯖江市西山動物園のレッサーパンダの親子がプリントされた「おっとっと」のパッケージデザイン

 福井県鯖江市西山動物園のレッサーパンダが、森永製菓(東京)のスナック菓子「おっとっと」の菓子型に採用されることになった。発売40周年を記念した企画で、同園の仲むつまじい親子の写真がパッケージにもプリントされる。4月中旬以降、全国で販売される。

 おっとっとにレッサーパンダが採用されるのは初めて。パッケージにデザインされる親子は、2020年6月に生まれた息子「ピースケ」と母の「かのこ」。かのこは、同園で最も若いピースケのわんぱくぶりに手を焼きながら、優しく成長を見守っているという。

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 森永製菓は発売40周年にちなみ、全国40カ所の動物園や水族館とのコラボレーションを企画。40種類の動物を菓子型として新登場させる。1日からは特設サイトを開設し、40種類の動物親子の生態解説や、各園館の飼育員が撮影した「親子のほのぼの動画」を来年3月末まで公開する。

 西山動物園は記念企画の一環で、4~6月の第4日曜日(4月24日、5月22日、6月26日)に、おっとっとを持って来園した先着100人にオリジナルシールを配布する。担当者は「全国からレッサーパンダに会いに来てほしい」と話している。シール配布時間は午前9時~午後4時半。

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