新潟市が「にいがた2km×8区 連携促進プロジェクトチーム」辞令交付式を開催

新潟市は1日、「選ばれる都市 新潟市」の実現に向け、8区のネットワークの深化をさらに強化・推進することを目的に「にいがた2km×8区 連携促進プロジェクトチーム」を立ち上げ、プロジェクトメンバーへの辞令交付式を新潟市役所本庁舎で開催した。

プロジェクトメンバーは新潟市各部から1人と、全8区担当各2人を選出。23人の若手職員と事務局6人からなる総勢29人のプロジェクトチームを発足した。若手職員ならではの柔軟かつ斬新な発想で、8区の特色ある食や農、産品などの宝物と「にいがた2km」の更なる連携方策の立案し、8区の魅力発信などについて検討していくという。

辞令交付式で新潟市の中原八一市長は、「みなさんのミッションは、8区にあるさまざまな特性や魅力を伸ばしてあげること。つまり、8区に住んでいる人たちが、連携によって充実感や期待をもっていただくことにある。若い皆さんに参加していただいたのは、デジタルの分野を理解し、積極的に提言をいただけるのと思ったから。柔軟な発想を活かし、みなさんと共に新潟の新しい未来を切り拓き、多くの市民のみなさんに期待をもってもらえる市政になるよう取り組んでまいりましょう」と話した。

「にいがた2km×8区 連携促進プロジェクトチーム」プロジェクトメンバーへ辞令を交付する、新潟市の中原八一市長(写真左)

続いて、まちづくり推進本部の長井亮一事務局長がプロジェクトメンバー1人ひとりに辞令を手渡した。長井亮一事務局長は辞令を受けとったメンバーらに対し「若い皆さんのちからで、大胆かつフレキシブルに、時に繊細に、共に前へ進んでいきたいと思っています。一年間、頑張っていきましょう」と話し、プロジェクトメンバーの活躍に期待した。

令和3年度に策定された新潟市のまちづくり推進計画「都心のまちづくり【「にいがた2km」の覚醒】」は、これまで関係者による協議や説明会などを重ね、具体的な取組みを策定を進めてきた。新潟市が発表した令和4年度一般会計当初予算では、「にいがた2km」に関連する取り組みに28億円(前年対比で12億円増)を計上している。

新潟市が策定した「都心のまちづくり【「にいがた1km」の覚醒】」令和4年度の取組みでは、「緑あふれ、⼈・モノ・情報が⾏き交う活⼒あるエリアを創造し、8区のネットワーク強化を図りながら、本市経済・産業の発展を牽引する成⻑エンジンとしていく取組を推進する」としており、今後さまざまな取組みが本格的に進んでいくとみられる。

新潟市の中原八一市長

「にいがた2km×8区 連携促進プロジェクトチーム」プロジェクトメンバーに話をする、まちづくり推進本部の長井亮一事務局長(写真中央)

【関連サイト】
都心のまちづくり【「にいがた2km」の覚醒】(新潟市ホームページ)

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