東北初 仙台市消防局のデイタイム救急隊が発足 日中の救急態勢を強化

仙台市消防局は、日中の救急態勢を強化するため、東北で初めてデイタイム救急隊を発足させました。

デイタイム救急隊は、青葉消防署に設けられました。隊員は4人で、平日の午前8時半から午後5時まで勤務します。

青葉消防署は、昼間の人口が多い仙台市中心部にあることから日中の救急搬送が多く、救急車の出動件数は、午前8時から午後6時までの10時間が6割近くを占めています。

これまでは、24時間勤務の2つの救急隊で対応してきましたが、デイタイム救急隊が組織されたことで日中の態勢が強化されます。

また、育児や介護などの理由で救急の現場を離れた職員の受け皿にもなります。

石堂里佳隊員「働く母として、また救急隊員として、救急救命士としての役割、母親としての役割をしっかりと果たしていきたいと思います」

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