歴史上初!アポロ11号のアームストロング船長が採取した月面のチリ 1億円超で売却へ

人類が初めて収集した月の塵(ちり)が100万ポンド(約1億6000万円)近い値でオークションに出品された。1969年、アポロ11号の月面着陸の際にニール・アームストロング船長がすくい、汚染バッグに収め、NASAに提出した塵となっている。

その後同アイテムは米カンザス州の宇宙博物館から盗難に遭い、2015年にアメリカの連邦保安官局が正体も分からずオークションに出品。弁護士のナンシー・カールソン氏が700ポンド(約11万円)で落札していた。

今回同アイテムはニューヨークのボナムズから、カールソン氏の落札額の1400倍を超える価格で出品されることになっており、同オークショニアの専門家アダム・スタックハウス氏はこう話す。「アポロ計画からの立証済みのサンプルがオークションで売られるのは歴史上この1回のみです。人類が達成した頂点を記念する珍しい逸品となります」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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