元日本代表・森薗美咲、パラ卓球ナショナルチーム監督に就任

1日、日本肢体不自由者卓球協会は、パラ卓球ナショナルチーム監督に野中直広氏と森薗美咲(FPC)が就任することを発表した。

ナショナルチーム監督に就任

2022年3月末日の任期満了に伴い退任した新井卓将氏に代わり、4月1日より、パラ卓球車いす監督に野中直広氏、立位監督に森薗美咲が就任する。

森薗は、2009年、2013年の世界選手権日本代表。国内はもちろん国際舞台でも数多くのトップ選手と対戦するなど、選手としての経験も豊富だ。その経験と実績を活かし、昨年からは女子JNT(ジュニアナショナルチーム)とHNT(ホープスナショナルチーム)のコーチも務めている。

森薗が監督を務めるパラ卓球の立位とは、パラ卓球選手の中でも立つことできる選手がプレーする部門のこと。昨年夏の東京五輪では、日本代表として岩渕幸洋(協和キリン)、古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)などが立位で出場した。

野中監督プロフィール

野中直広(のなか なおひろ)
1963年9月21 日生まれ(58歳)東京都出身

<経歴・実績>
2013年~女子HNTコーチ
2018、2019年女子HNT監督として東アジアホープス優勝
日本卓球リーグ事務局長、(公財)日本卓球協会広報委員、競技者育成委員、アスリートパスウェイコーディネーター、女子NT アドバイザー、女子JNTコーチなどを歴任
卓球ジュニアサポートジャパン事務局長

文:ラリーズ編集部

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