営業強化へ組織改正 カターレ

 サッカーJ3カターレ富山は1日、営業力を強化してクラブ規模を拡大させるため、スポンサー獲得などを担う大営業部を「大営業本部」に格上げする同日付の組織改正を発表した。人員を1人増やし、大営業部と新設のホームタウン営業部の2部体制とする。

 カターレは今季、空いているユニホームの胸スポンサーの獲得や、1億円を目標に広く県民に協賛金を募る「ONE TOYAMA」プロジェクトに取り組んでいる。ホームタウン営業部は小口の営業を担当。これまでは大営業部内にあったが、部として独立させることで地域密着の営業活動を進める。

 チームとフロントの連携をより深めるため、企画・広報を担当する経営企画部を練習拠点がある富山市草島のクラブハウス内に移すことも決めた。

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