「地域を見守って」 那覇市壺屋で陶工らが清掃 きょうシーサーの日

 4月3日の「シーサーの日」を前に、壺屋の陶工らは2日、那覇市中心市街にある「うふシーサー」2体の清掃を行った。3日は「壺屋でシーサーの日!」(同実行委員会主催)と題したイベントが壺屋やちむん通りを中心に行われる。 

 清掃にはボランティアを含め約30人が参加した。シーサーの彫り込みに合わせてブラシをこすり、1年の汚れを落とした。

 奥浜宏実行委員長は「シーサーは全国に知られている。地域を守る存在でもあり、洗い清め、改めて地域を見守ってもらいたい」と話した。

 3日は「第21回壺屋でシーサーの日!」と題したイベントが行われ、那覇市立壺屋焼物博物館が無料で入館できる。また、壺屋やちむん通りではまちを探検する「壺屋まーい」やシーサー展、陶工によるシーサーづくりの実演など多彩な催しがある。

 問い合わせは壺屋焼物博物館(電話)098(862)3761。

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