神奈川県警「すみっコぐらし」と連携 子供安全大使に任命 静止画・動画で防犯呼び掛け

代表して「子供安全大使」に委嘱された「とかげ」(右)とデジタルサイネージに表示される静止画=県警本部1階広報センター

 神奈川県警は人気キャラクター「すみっコぐらし」と連携し、犯罪から子どもたちを守る取り組みを始めた。新型コロナウイルス禍で街頭でのキャンペーン活動が難しくなる中、注意を呼び掛ける静止画を鉄道駅などのデジタルサイネージに表示してもらう。

 1日にすみっコぐらしを「子供安全大使」に任命。運営会社「サンエックス」(本社・東京都千代田区)と制作した静止画も披露した。

 静止画は4種類で、すみっコぐらし10周年に合わせたイメージ画像に、「しらないひとにはぜったいについていっちゃダメ!」などの注意文を添えた。また結婚式などの映像・音響を手掛ける「ジュノー」(本社・横浜市都筑区)とも連携し、5月から動画も配信する予定。

 生活安全総務課の飯島政則課長は「すみっコぐらしの人気にあやかって、子どもたちの安全を守りたい」と期待を込めた。

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