サッカー界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。
ロシア代表とロシアのクラブチームがUEFAとFIFAから追放される一方、ウクライナ代表はワールドカップ予選プレーオフが延期になっている。
そうしたなか、マンチェスター・シティのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコはInstagramに動画をポストし、強いメッセージを発信した。
彼のメッセージはこのようなものだ。
オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ代表DF)
「こんにちは、オレクサンドル・ジンチェンコです。
私はマンチェスター・シティとウクライナ代表の選手です。
ウクライナのサッカー選手であるだけでなく、ウクライナ市民でもあります。
いま、我が国はロシア侵略に対する防衛をしていますが、何千人もの人達が亡くなっています。
すでにロシア軍はいくつかの街を破壊し、爆弾や砲撃が平和的な民家に降り注いでいます。
私はジトーミル地区で生まれ育ちました。3月8日、ロシア軍機がジトーミル近郊のマリンを攻撃しました。
その空爆で赤ちゃんを含む5人家族が亡くなりました。私にも赤ん坊の娘がいます。
この戦争で娘と同じ年齢の子供たちがどれほど亡くなったか、どれほど多くの子供が孤児になったかを考えると胸が張り裂けそうです。
すでに140人以上の子供たちが亡くなっており、誰もこの侵略を止めないなら、もっと増えるでしょう。
お願いします、声を上げてください。
毎日、幼い子供たちが亡くなっていくなかで、沈黙しないで。
どうか、言葉とサポートで私たちを助けてください。
プーチンを止めろ!ウクライナの子供たちを救え」