松岡茉優 グリーンヘアで妖艶な姿 刺激大好きで挑発的 ボスの愛人役 「ヘルドッグス」出演

岡田准一主演、原田眞人監督・脚本の映画「ヘルドッグス」に、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演することが明らかとなった。

松岡が演じるのは、ヤクザ組織「東鞘会・神津組」のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女、吉佐恵美裏(きさ・えみり)。東鞘会最高幹部で人情に厚い組長、土岐勉(とき・つとむ)を北村一輝が演じる。また、東鞘会へうらみを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む潜入捜査員の連絡係・衣笠典子(きぬがさ・のりこ)役を大竹しのぶが務める。

松岡茉優は、「私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です」と役柄について語っている。また、恵美裏のビジュアルについては、「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」と、こだわりを明かしている。

北村一輝が演じる土岐は、全身に龍の和彫りの入れ墨を入れ、ヴィンテージのバーバーチェアでの散髪タイムを大事にする人物。北村は、「最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と、演じる土岐について話している。

本作で原田組へは初参加となる大竹しのぶは、「撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することが出来ました」と語り、久しぶりの共演となる岡田については「岡田さんは全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と、再会を喜んだことを語っている。

「ヘルドッグス」は、正義も感情も捨て、ヤクザ組織に潜入し、腕っぷし一つでのし上がっていく元警官・兼高昭吾を主人公とした作品。岡田准一が兼高を演じ、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを警察組織から強要される兼高を演じる。また岡田は、本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当している。「関ヶ原」「燃えよ剣」に続いて岡田とは3作品目のタッグとなる原田眞人が監督を務める。原田監督は、深町秋生による原作小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を基に、脚本も書き上げた。兼高のバディ役を坂口健太郎が務める。

【作品情報】
ヘルドッグス
2022年9月16日公開
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022 「ヘルドッグス」製作委員会

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