米人気俳優がトム・クルーズから特殊トレ指令受ける 「本当に大変だった」

マイルズ・テラー(35)が、『トップガン マーヴェリック』の役作りのために「トム・クルーズのブートキャンプ」を経験したという。

1986年の映画『トップガン』の待望の続編でルースターことブラッドリー・ブラッドショー役を演じるマイルズは、トムが撮影に向けてキャスト全員に厳しいトレーニングを施していたことを明かしている。

トータル・フィルム誌にマイルズはこう語る。

「この映画を作るのに、みんなミニ・トムになった。彼は僕たちに、トム・クルーズのブートキャンプとでも呼ぶべき、超難関な特訓を課したんだ」

「トムが映画で行うスタントなどは、通常、非常に特殊なトレーニングが必要なんだよ。ただジムに行ってウェイトリフティングをするだけじゃない。撮影に入る前の3カ月間、飛行訓練をしたけど、本当に大変だった」と振り返った。

一方、同新作映画でピート・ミッチェル大佐役を再演するトムは、共演者達にボーイング社F/A-18「スーパーホーネット」戦闘機の操縦方法を学んでもらうために開発したトレーニング方法について、「一挙手一投足だった。飛行の仕方を教えなければならなかったからね。対地速度の扱い方も教えなければならなかった。飛行機の操縦に自信を持たせなければならなかったし」と説明した。

またトムは、1作目で戦闘機パイロットの体験をできるだけリアルに伝えたかったとして「戦闘機パイロットになるとはどういうことか、それはどんな世界なのか、その有り様を観客に共有してほしかったんだ」と振り返っており、今年5月に公開予定の同続編でも再現しようと決心していたという。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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