日本時間4月4日にラスベガスで開かれた第64回グラミー賞授賞式で、ジョン・バティステが主要部門「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を含む5部門を受賞した。今回11部門ノミネートという史上3位の記録を樹立したジョン・バティステだが、5部門の受賞は今回のグラミー賞で最多となり、ノミネート数、受賞数共に今回最多獲得アーティストという大快挙を達成した。
今回ジョンが受賞したのは、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「最優秀ミュージック・ビデオ」、「最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス」、「最優秀アメリカン・ルーツ・ソング」、「最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門」の5部門。
<動画:JON BATISTE Wins Album Of The Year For ‘WE ARE’ | 2022 GRAMMYs Acceptance Speech>
授賞式のトリを飾った「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の獲得スピーチで、ジョンは次のように喜びを語っている。
「ミュージシャンやアーティスト、ダンサーや俳優に対して『ベスト』というものは無いと僕は信じてるんだ。クリエイティブな芸術というものは、人々がそれを欲した時にこそ現れる。それは時には歌だったり、アルバムだったりして、それを最も必要としている人を探すレーダーのようなものを持っているんだ。僕は子どもの頃から音楽が大好きで、神に感謝しながらプレイし続けてきた。エンタテインメントというよりは、僕にとってはスピリチュアルで実践的なものなんだ。僕の祖父や甥っ子、父、プロデューサーのライアン・リン、、、たくさんの人たちでこのアルバムは作り上げられた。このカテゴリーにノミネートされた全てのアーティストを僕は愛しているし、誇りに思う。この賞は真のアーティストのためのものだと思う。これを続けていこう、そして僕たちが僕たち自身であることを大切にしよう」
■リリース情報
ジョン・バティステ『ウィー・アー』 発売中
価格:¥2,860 税込 (SHM-CD) 品番:UCCV-1186