綾瀬はるかは「NGの引き出しが多い」!?「元彼の遺言状」で初共演の大泉洋がエピソードを披露

フジテレビ系で4月11日にスタートする連続ドラマ「元彼の遺言状」(月曜午後9:00。初回は30分拡大)の記者会見が開かれ、主演の綾瀬はるか、共演の大泉洋、関水渚、浅野和之が出席した。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立氏による同名小説を原作にした、痛快リーガルミステリー。大手弁護士事務所に勤める超優秀な弁護士・剣持麗子(綾瀬)は元彼・森川栄治(生田斗真)が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、依頼人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀して遺産を山分けする計画を立てる。しかし、麗子はなぜか毎度殺人事件に出くわし、法的視点で渋々事件を解決する羽目になる。原作の世界観はそのままに、映像化に当たってはドラマオリジナルのエピソードも描いていく。

綾瀬は「(演じる主人公の)剣持麗子さんは言いたいことをズバズバと言うし、優秀で頼もしい強い女性です。ちなみに食べるシーンがとても多いです。よく食べ、ズバズバしゃべります。活気のある現場になっています」と報告。また、生田との共演には「ちゃんとお芝居したのは今回が初めてだったんですけど、すごく爽やかですよね。とても落ち着いて演じていらっしゃって、人懐っこい方」と表し、「現場では『ジムに行ってる?』とか、『洗濯機ってあそこのがいいよね?』とか話しています」と明かした。

綾瀬と大泉は、今回がドラマ初共演。綾瀬について、大泉が「綾瀬さんほど面白い人はいない。相当に面白い人だろうとは思っていたけれど、そこを超えてきた」と予想以上の人物だったと言い、「芝居は完璧で見事にこなすけれど、ほどよくNGを出す。NGの引き出しが多い」とエピソードを披露。

さらに、大泉は綾瀬をミステリアスな人物として挙げて、「いろいろなことが謎めいている。撮影でいっぱい食べなきゃいけないのを本人も分かっているはずなのに、撮影の前にたくさん食べてくる」と天然ぶりにも驚いている様子。それに対して、綾瀬は「現場でお弁当を出されると食べちゃう。くいしん坊なので、セーブができないんです」と応じて、笑いを誘った。

栄治のいとこで、幼少期からずっと栄治に思いを寄せていた森川紗英役の関水は、綾瀬と大泉について「本当にお二人ともすごく面白くて、現場に行くのが楽しみです」とうれしそうに話すと、浅野も「もう魅力抜群ですよ、綾瀬さんは!(大泉さんを指さして)ここはね、もう謎も何もなし。しゃべるだけ(笑)。でも楽しいですよ、おひたりと共演していて」とコメント。

今回の会見で、麗子の上司である弁護士・津々井君彦を演じることが発表された浅野だが、大泉は「日本一の弁護士事務所のトップみたいな役なんですけど、本人はそんなすごい人じゃないです(笑)。もっとダメなおじいちゃんの役の方が向いてるんです。ちょっといい役をもらいすぎてるなぁと。しかも『浅野さんのご出演情報がいよいよ解禁になりました』って、引っ張るとこじゃないでしょ? さっさと出しゃいいのに(笑)」とツッコみ、関係性のよさをうかがわせた。

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