「鎌倉殿」大河ドラマ館 開館1カ月で2万9100人入館 市「目標より低い」

登場人物が着ていた衣装が展示されている「大河ドラマ館」=鎌倉市

 神奈川県鎌倉市は4日、鶴岡八幡宮境内(鎌倉市雪ノ下)にある「大河ドラマ館」の開館1カ月(3月1日~4月3日)の入館者が2万9100人だったと発表した。

 同館はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観を体感できる施設として、来年1月9日までの期間限定で開館している。まん延防止等重点措置の解除に伴い、3月26日からは周遊観光促進のため、鎌倉ガイド協会とタッグを組み「大河ドラマ館発ゆかりの地ツアー」も始めた。

 市によると、入館者は昨年、まん延防止等重点措置で一時的に閉館していた東京都北区の『大河ドラマ館』と比較すると好調という。市の担当者は「目標よりは低かったので、もう少し伸ばすための広報活動をしていきたい」としている。

© 株式会社神奈川新聞社