【日光】今市のカフェ「珈茶話(かしわ)」はこのほど、日光の名水を生かしたオリジナルコーヒー豆「日光ブレンド」を新たに発売した。
4月に開店40周年を迎えることから、記念事業として新商品を企画した。
同店はコーヒー豆を自家焙煎(ばいせん)したコーヒーを提供している。日光ブレンドは焙煎前のコーヒー豆を市内の水で洗浄しており、雑味のないすっきりとした味わいが特長。
パッケージには、市内在住の写真愛好家北山建穂(きたやまたてほ)さん(47)が撮影した男体山や華厳の滝といった市内名所の写真を使用している。
コーヒーのうま味をさらに引き立たせてもらおうと、市内の天然湧水「NIKKOの天然水」(千ミリリットル)とセットで販売。コーヒー豆は200グラム入り2500円、400グラム入り4千円。同店または同店サイトで販売しているほか、ふるさと納税サイト「さとふる」で市の返礼品として取り扱われている。
同店店主の柏木純一(かしわぎじゅんいち)さん(40)は「日光の魅力を凝縮した商品。1人でも多くの人に楽しんでもらい、地域振興につなげたい」と話した。