仏「安全確保に責任」 ロシア外交官追放で説明

 【パリ共同】フランス外務省は4日、外交官の身分を持つロシア人の駐在員多数を国外追放することを決めたことについて欧州全体の取り組みの一環だと説明した。その上で「私たちの第一の責任は常に、フランス国民と欧州の人々の安全を守ることだ」と指摘した。

 欧州連合(EU)加盟国ではポーランドが3月下旬、国内でスパイ行為に関与した疑いがあるとして、駐在のロシア外交官ら45人を国外追放すると発表。ベルギー、オランダ、アイルランドなども、同様に計40人以上の国外追放を発表した。

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