コメント到着!源光士郎, 蘭乃はな, サカクラカツミ, 田島芽瑠 武楽『神曲 修羅六道』サムライ・アート × 能楽エンターテインメント 5月1日@東京芸術劇場

サムライ・アート × 能楽エンターテインメント武楽『神曲 修羅六道』が再演される。

昨年11月に観世能楽堂で、ダンテ没後700年を記念してワールドプレミア公演、絶賛を博した。ダンテの『神曲』をベースに、能楽の要素を取り入れ、ダンテが想い人ベアトリーチェを求めて修羅道を彷徨い、武士の生き方やその美学を目の当たりにして成長する物語。好評を得て 、5月1日に東京芸術劇場プレイハウスにて再演が決定! 更にエピソードを加えての上演となる。

製作総指揮・作・脚本、そして、素戔嗚尊・源義経・平経正・平知盛・修羅王役を務める源光士郎は、ミラノで開催された国際演劇賞で観客賞を受賞、織田信長役として交響楽団と共演を重ねるなど、世界を股にかけて活躍し、今、注目を集めるサムライ。武楽座を率いる。

公演PV

「武楽」は、武士がたしなみとした文化を元に、武道と能などの伝統芸能を融合した総合藝術。その最新作であり、製作したのが武楽『神曲 修羅六道』だ。

ワールドプレミアに引き続き、元宝塚花組トップ娘役・東宝エリザベートタイトルロールの蘭乃はな、戦隊シリーズ、映画、テレビに活躍する南圭介に加え、新たにHKT48卒業後初舞台となる田島芽瑠の出演が決定! 重い鎧を身に纏い、男まさりに髪を振り乱して戦う田島芽瑠が九州の守神として神功皇后を演ずるのはファンならずとも必見! さらに、映像とのコラボレーションを先駆け、世界で活躍するサムライ・サカクラカツミも参加。豪華なキャスト達のめくるめく共演、最新型の能楽エンターテインメント、内容・演出ともにパワーアップした武楽『神曲 修羅六道』出演の源光士郎、蘭乃はな、田島芽瑠、サカクラカツミ、演出の奥秀太郎からコメントが到着!

コメント

源光士郎:製作総指揮・作・脚本
素戔嗚尊・源義経・平経正・平知盛・修羅王
イタリア・ルネサンス文化の出発点とも言える『神曲』に、私ども武楽座で培ってきた「武の美」というテーマを、奥秀太郎監督による最新技術の映像と融合させ、世界に発信していくというコンセプトで作った『神曲 修羅六道』が昨年上演よりさらにアップデートされた再演版です。
能で行われる「未知との遭遇」や死者との対話が、『神曲』の西洋文化における地獄・煉獄・天国を日本の武士の死生観における死後の世界に置き換え旅していく構造で進んでいきます。能でいうワキのダンテは、異界のものであるシテ=素戔嗚尊、神功皇后、源義経、経政、平知盛、修羅王らに出会っていきます。ダンテは恋人ベアトリーチェが先に亡くなって絶望して迷い込んだ死後の世界で成長していきますが、ベアトリーチェ、神功皇后をはじめ登場人物がみんな密かにダンテの成長を促していく物語になっています。
東京芸術劇場プレイハウスで上演する今回の舞台は、本番ギリギリまで進化していくでしょう。上から下までトッピング全部盛りみたいな感じの見どころたくさんの舞台になることは間違いないです。それぞれのキャストと文化の培って来たものが発揮されて最高のものになることを、皆さん楽しみにしていただければと思います。

蘭乃はな:ベアトリーチェ・静御前
ベアトリーチェと静御前の二役を演じます。神曲の原作の中でベアトリーチェはダンテを導く役目ですが、この舞台ではお客様はダンテの視点から他の登場人物を見ると思いますので、ダンテとお客様に作品のメッセージを伝える役割としてベアトリーチェを演じたいです。
実はこの作品をきっかけにお能を習い始めました。お能の流儀による発声や静御前の中之舞の音楽の構造など、自分が地道に勉強したことを反映したパフォーマンスにしたいと思いますのでご注目ください。
白拍子の舞に込められた愛と、ベアトリーチェのダンテを成長させるスパルタ的な愛、二つの役を通して「愛のかたまり」になった私をとくとご覧いただけたら嬉しいです。

田島芽瑠(元HKT48):神功皇后
神功皇后役をやらせていただきます。物語の鍵を握る刀剣をダンテに授ける、ベアトリーチェとは別の形での導き役で、重大な役割を果たすことに全身が震えるような緊張感をもって臨んでいます。去年初めて『博多座神楽まつり』のナビゲーターとして伝統芸能に触れさせていただき、とても感動しました。今回、色々な伝統芸能の融合した作品に自分も出演できるということを大変嬉しく思っています。
神功皇后の役は、重い鎧を着て舞うシーンや人ならざるものとの戦いの殺陣もあって、初めての経験にどんなふうになるのかワクワクしています。
HKT48を卒業しての初めての舞台がこんなにも日本の歴史を感じさせる華のある作品で、ファンの方はどんな舞台なんだろうとすごく楽しみにしていただいていると思います。伝統的世界をもっとたくさんの方に知っていただくきっかけとなると同時に、より愛していただけるような作品にできたらと思います。役者としては、錚々たる共演者の皆さんと、伝統の世界の「仲間入り」を認めていただけるよう精一杯頑張りたいと思います。

サカクラカツミ:帝釈天
本公演は「伝統と革新」という言葉がまさしくぴったりな舞台です。源さんとは同志と呼べる仲でして、以前から「二人で何か新しいことを創りたいね!」と話していましたが、ようやくそれがこの舞台で実現できそうです。 奥監督の秘密兵器による最先端の映像技術は、最初見た時に思わずこれはヤバい!っと声が出たほどでした。ハイテクノロジーと、武道から創造したオリジナルスタイルを融合させることで新しい表現が創造できたと思います。さまざまなバックボーンの演者が集まって一つにまとまることで生まれた新しい表現は「伝統武道を内包したポップカルチャー」と呼べるものでしょう。観に来た人たちが、あ、これは初めて体験する!というものをお届けしますので、ぜひお楽しみに!

奥秀太郎:演出
初演の際にダンテの『神曲』と能の融合と言われ、どういう話になるのか、パッと想像つかなかったんですが、逆に今時想像がつかない演目って面白い。再演にあたって稽古を進めていくにあたり、前回よりかなりアップデートされ、同じシーンでも新しく解釈され、すごく刺激的なものになる予感がしています。
イタリアの文化と日本の文化を融合させたうえで、最終的には日本的にアレンジしたザ・日本文化って感じにできました。サカクラカツミさんもキャストに加わり、さらに日本の要素を加えて日本の伝統芸能、伝統文化が全部詰め込まれたような一粒で何度も美味しいという感じの作品になっています。
まさに伝統芸能と最先端技術の融合したこれぞ日本のポップカルチャーというエンタテインメントに仕上げていきます。華やかなキャストに加え、演出で映像や最先端テクノロジーを使うことにより、より伝統芸能がわかりやすく、奇を衒わずに単純に面白い、熱い、感動するというような、真っ直ぐ直球に訴えた舞台になるでしょう。今新しいもの、面白いものができようとしているので、この機会を見逃してどうする、今見るべき!という舞台であると断言します。

ストーリー
ダンテは、終生理想とした女性ベアトリーチェが若くして他界し、絶望に打ちひしがれ気が付くと暗い森に迷い込んでいた。大蛇に襲われおびえるダンテを素戔嗚尊が救い、武の真髄と和歌の功徳を語り、神船を授け、ベアトリーチェに会いたくば死後の世界を通り抜けるよう命ずる。ダンテは生きたまま彼岸を目指し、神功皇后から宝剣を授かり修羅道に入る。
源義経、平経正、平知盛と相見え、武士の生き方に感じるものがあり変化していく。
そして、ついに修羅道の中心部にて、修羅王と対峙する。

概要
タイトル:武楽『神曲 修羅六道』
日時会場:2022年5月1日(日) 開演 18:30 東京芸術劇場プレイハウス
チケット:料金:SS席 15800円 ※特典付 / S席 8800円 / A席 3800円
一般発売:3月26日(土)10:00 発売中!
イープラス: https://eplus.jp/bugaku/
カンフェティ: http://confetti-web.com/bugaku/
チケットぴあ: https://w.pia.jp/t/bugaku/
セブン-イレブン 店頭: Pコード:511ー027
ローソンチケット WEB: https://l-tike.com/bugaku/
Loppi : Lコード:32633
Peatix : https://bugaku202205.peatix.com/
TBSチケット: https://www.tbs.co.jp/event/
東京芸術劇場ボックスオフィス: https://www.geigeki.jp/t/

公式公演情報: https://bugaku.net/shinkyoku2022/

出演
素戔嗚尊・源義経・平経正・平知盛・修羅王:源 光士郎 (武楽 創始家元)
ダンテ・アリギエーリ:南 圭介
ベアトリーチェ・静御前:蘭乃 はな
帝釈天:サカクラカツミ
神功皇后:田島 芽瑠
武蔵坊弁慶(月蜘蛛):石山 裕雅(無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世宗家家元)
琵琶法師:須田 隆久 (絃月流 創始)
毘沙門天・天人:高橋 千 (武楽師)
神姫舎脂・天人:岡部 真実 (武楽師)
大蛇:小加本 行広・石井 海 (石見神楽東京社中)
エアリアル:藤巻 立樹/登川 美樹
小鼓・能管・謡・鳴物:今井 尋也
羅刹:小幡 良祐
夜叉:ジュリアーノ 熊代/櫻原 智美・真上 紗也加・松井 美瑳乃(市瀬組)
スタッフ
製作総指揮・作・脚本:源 光士郎 (武楽 創始家元)
演出:奥 秀太郎
地謡(録音):
シテ方観世流
武田 友志/武田 文志/佐川 勝貴
囃子方(録音):
笛方 一噌流 藤田 貴寛
小鼓方 大倉流 田邊 恭資
大鼓方 葛野流 亀井 洋佑
太鼓方 観世流 小寺 真佐人
音楽:YAMIKURAE (Matteo Polato & Jacopo Bortolussi)
イタリア語朗読:ロレンツォ・バスティーダ(ダンテ協会 詩人)
琵琶語り作曲:須田 隆久(絃月流 創始)
脚本協力:藤 藏
武楽振付:源 光士郎
神楽振付:石山 裕雅(無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世宗家家元)
殺陣指導:市瀬 秀和
舞台監督:川口 眞人
音響:田上 篤志(atSound)
照明:大波多 秀起
映像:福地 健太郎(明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科教授)
面・装束:武楽座/石山社中
衣装:松竹衣装/武楽座/AMP WORKS/Myokuf
着付け:松竹衣装/武楽座/石山社中/佐藤貴子
ヘアメイク:小林幸子
かつら:細野かつら
題字:富永 泰弘
宣伝美術:Dragon Fly/Makoto Kagawa(STUDIO-N)/辻田 留菜
メインビジュアル写真:坂本 貴光
制作:赤澤 由起子/外山 泰典
広報:千田 浩司/本間 里砂
制作協力:駕川 慎/合同会社花軍
企画協力:小林 弘明/井谷 直/遠藤 胤也/三治 和孝/原 純一/野々宮 宏樹/鈴木 薫子
協力:アルティスタジャポネーゼ
後援:イタリア大使館
主催:TBS
製作:武楽座
武楽-BUGAKU- | Samurai Art

公式WEB: https://bugaku.net
公式Twitter: @KoshiroMinamoto https://twitter.com/KoshiroMinamoto
公式Facebook:https://www.facebook.com/BUGAKU

問合:03-4361-7778

源光士郎 プロフィール
武楽 創始家元
武楽座 代表
2005年に永逝した天の母-日倫響恵-の啓示を受け、「武の美」を提唱、「武楽」を創案。翌年、「武楽座」を創設。
GUCCI家四代目グッチオ・グッチ氏より「芸術だ」、ハプスブルグ家末裔ゲザ・ハプスブルグ大公より「Extraordinary ― 格別にすばらしい」と賞賛される。 2019年、松竹株式会社の協力を得て、イタリア・ミラノにて武楽『信長供養』を公演。同作品で参加した国際演劇賞で、年間を通してオーディエンスが選ぶ最高位賞「1st Premio del Pubblico」を受賞。
イタリア王家サヴォイア家 慈善晩餐会、人間国宝 大倉正之助師と一対一で演じ高い評価を得た「日伊国交150 周年記念オペラガラコンサート」オープニングセレモニー、武蔵一宮氷川神社「明治天皇御親祭150年大祭」奉祝演武、増上寺徳川家康公400回忌奉納演武、被災地の鹿島御児神社のほか、「フジロックフェスティバル2009」では英国人気バンドと共演。
国外では、世界遺産フィレンツェ「日本映画祭」サンタ・クローチェ聖堂をはじめ、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、ベルギー、ロシア、イスラエル、中国、台湾、ブラジル、ベトナムなど、世界各国で公演や文化交流事業を行い、「強く やさしく 美しく、世界に和を」を合言葉に、日本の武士道の「美しい強さ」と「和を尊ぶ心」を世界に発信し続けている。
また、「武の美」の表現活動として、毎年「武の美展」「SAMURAI ART展」等を開催。2017年には日本橋三越本店・三越劇場にて戦国武将の末裔の方々やゆかりの品々を招聘・コーディネートし、歴史的な品々と「武楽」舞の時空を超えた共演を果たしたほか、KOEI TECMO「信長の野望」織田信長役としてフルオーケストラ及びゲーム音楽と初共演。以来、2018年、2019年と続けてモスクワ、サンクトペテルブルクでもフルオーケストラと共演し進化版を再演するなど、織田信長公役のソリストとしても活躍。2020年には凸版印刷 VR安土城とコラボレーションし、VR安土城天主閣にて、信長公アバターとして武楽「敦盛」を披露、朝日新聞主催「朝日地球会議」出演。
執筆や学術発表にも注力し、日本武道館発行「月刊 『武道』」に、随筆「武の美が奏でる音楽」(2012)、寄稿「シリーズ武道の可能性を探る『「武楽」平和で美しい世界を求めて― 武道における芸術性の活用と実践』」(2018)掲載。
鎌倉市民団体 『チームサムライ』 共同代表。鎌倉市大船での松竹120周年記念 映画仮装パレードを開催。開会式の邪気祓いや甲冑武者行列を手がけ、鎌倉音頭の振付も担当。第一回・第二回歴フェス・コンテスト連覇。
2016年「東久邇宮文化褒賞」(文化貢献)、2017年「東久邇宮記念賞」(知的創造)、2018年「第1回 東久邇宮平和賞」を受賞。日本武道学会会員、美学会会員、民族藝術学会会員、文化産業科学学会会員。

主な作品:
2006年『鬼切』、2008年『櫻花』『鬼神』、2009年『日蝕』、2010年『敦盛』、2011年『屋島』『叢雲』、2012年『紅葉狩』、2013年『四十九日』、2014年『鬼姫』、2015年『鬼蜘蛛』、2016年『花供養』、
2018年『讃花』『船弁慶』、2019年『信長供養』『双円』、2021年『武神アマビエ』 、 武楽『神曲 修羅六道』ほか。

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