伊集院光、ニュースで「撮り鉄」がネガティブな表現で使われることに「なんかなぁ…」

4日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレント伊集院光が、「撮り鉄」という言葉がネガティブな表現で使われる機会が多くなったことについて違和感を語った。

番組では、「私のひどすぎる偏見!」のコーナー冒頭で、2日にJR八王子駅のホームにE653系の特急「いわき」の撮影のために鉄道ファンが殺到し、男性が線路に転落した件の話となった。

伊集院はそのニュース映像を見たときの感想を「普通にアナウンサーさんが、ストレートニュースの中で、『“撮り鉄”が押しかけ』って話をしてるのね。『撮り鉄は…』って言ってるのね(笑)」と話した。

鉄道マニアの中でも、特に撮影を愛好する人たちの呼び名である「撮り鉄」が普通に使われていることを伊集院は不思議に思ったようで「『え、それってニュース用語なん? 撮り鉄っていうのって』って思いながら」とコメント。しかも、本来は車両や、車両を含む風景などを撮影する人を指す「撮り鉄」が、悪いことをする集団のような、ネガティブな意味として積極的に使われているということで、「『もう悪いベクトルにしか使いません』っていう空気の感じ。『撮り鉄が発生したせいでこういうことが起こるんだ!』みたいなのに俺は聞こえちゃって、なんかなぁ…」って思ったんですけども」と違和感を明かしたのだった。

【訂正】文中に「関係のない男性」とありましたが、JR東日本八王子支社の広報室の話によると、ホームに落ちたのは、カメラで写真を撮っていたとみられる男性ということだ。訂正してお詫びします。

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