ヴァン・モリソンの43作目となる新作『What's It Gonna Take?』が5月13日に発売決定!新曲「Pretending」のヴィジュアライザー・ビデオを公開

By 酒井裕紀

Van Morrison(ヴァン・モリソン)が43枚目のスタジオ・アルバムの詳細を発表しました。『What's It Gonna Take?』は、5月13日にExile Productions/Virginからリリースされ、日本でもSHM-CDとして国内盤が同時リリースされます。またアルバム情報の発表と合わせて、アルバムからのリード・トラック「Pretending」のヴィジュアライザー・ビデオを公開しました。

『What's It Gonna Take?』は、ヴァン・モリソンが2021年にリリースした28曲入りダブル・アルバム『Latest Record Project, Volume.1』に続く作品であり、世界最高のアーティストの1人であるヴァン・モリソンが、現在行っている豊かな創造性をさらに証明するもの。ヴァン・モリソンによる15曲の新曲を収録しており、レコーディングや観客の前でのライブ・パフォーマンスに対する不屈の意欲を反映したものと言えます。

このアルバムは、ヴァン・モリソンのプロデュースにより、リアル・ワールド・スタジオ(ウィルシャー/英国)、バース・スパ・ホテル(バース/英国)、リチャード・ダンのスタジオ、カロデン・ホテル(ベルファスト/英国・北アイルランド)、ホーリーウッド・スタジオ(ベルファスト/英国・北アイルランド)、ミュージックボックス・スタジオ(カーディフ/ウェールズ)で録音されています。日本盤もSHM-CDにて同時発売。

■『What's It Gonna Take?』トラックリスト

1. Dangerous

2. What's It Gonna Take?

3. Fighting Back Is The New Normal

4. Fodder For The Masses

5. Can't Go On This Way

6. Sometimes It's Just Blah Blah Blah

7. Money From America

8. Not Seeking Approval

9. Damage And Recovery

10. Nervous Breakdown

11. Absolutely Positively The Most

12. I Ain't No Celebrity

13. Stage Name

14. Fear And Self-Loathing In Las Vegas

15. Pretending

■バイオグラフィー ヴァン・モリソンは、音楽界の真のオリジナルであり、過去70年にわたる遺産を持つ、ユニークでインスピレーションに溢れた人物だ。1945年にベルファストで生まれ、ブルース、カントリー、ゴスペルに影響を受け、1964年にR&BバンドThemを結成して大成功した後、ソロ・アーティストとして更なる領域へと歩みを進めた。この時代の最も多作なレコーディング・アーティストであり、最も勤勉なライブ・パフォーマーでもあるヴァン・モリソンは、ストリート・ポエトリー、ジャズ、スウィング、スキッフル、ケルト・ルーツなど、彼が影響を受けた無数の楽曲をこともなげに消化し、20世紀で最も愛された楽曲を含む比類のないカタログを作り上げ、また、ステージでもスタジオでも、若いアーティストが恥ずかしくなるような仕事ぶりを維持している。『What's It Gonna Take? 』はヴァン・モリソンにとって43枚目のスタジオ・アルバムである。

© 洋楽まっぷ編集部