きょう6日(水)は、東北から西日本、沖縄にかけてはおおむね晴れて、日中は春本番の暖かさとなりそうだ。一方で、北海道は午前中を中心に雨や雪の降る所があり、きのう5日(火)よりも気温が大幅に低くなる見込み。

晴天エリア広がる　北海道は一時雨や雪

　日本付近は、南に高気圧が張り出し、北海道を今夜にかけて前線が通過する「南高北低」の気圧配置となる見込み。
　東北から西日本・沖縄にかけては晴れて、西日本を中心に空気が乾燥しそうだ。朝のうち、太平洋側では曇ったり、霧の出る所もある見込みだが、日中は晴れ間が広がる見込み。
　一方で、前線が通過する北海道は、午前中を中心に一時的に雨や雪が降り、昼過ぎには東北北部でも、にわか雨の降る所がありそうだ。

気温差大きい　服装選びに注意

　最高気温は、東北南部から西日本にかけて20℃前後、東北北部でも15℃前後まで上がる所が多く、春本番の陽気となりそうだ。北海道はきのうよりも大幅に低く、一桁の気温の所が多い見込み。東北から西では、朝晩と日中の気温差が大きく、北海道は前日との気温差が大きくなりそうだ。いずれの地域も、服装選びに気を付けたい。
　また、晴れる地域では、外で過ごすのに心地よい陽気でもあるが、花粉や紫外線にも注意が必要だ。

週末にむけて　足早に季節進む

　あす7日(木)も西日本を中心に晴れて春本番の陽気となるが、東日本や北日本は大気の状態が不安定で、一時的に天気の崩れる所もある見込み。関東から北日本では、日中の気温が、きょうよりも低くなりそうだ。
　8日(金)は関東でも再び気温がアップ、9日(土)・10日(日)は全国的に平年を大きく上回る陽気で、関東から西日本では、最高気温が25℃近くまで上がる見込み。

（気象予報士・海老原美代子）