「家政夫のミタゾノ」に観月ありさが登場。松岡昌宏と25年ぶりのドラマ共演

観月ありさが、テレビ朝日系で4月22日にスタートする連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)の第1話にゲスト出演する。

同作は、松岡演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称・ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。2016年10月に第1シリーズが放送されると、以降、18年4月に第2シリーズ、19年4月に第3シリーズ、そして2020年4月に第4シリーズと続いている人気シリーズ。

観月が演じるのは、私立栄林学園の副理事長・林田正美。学園は正美の父である理事長・壮一(大河内浩)のセクハラ問題に揺れており、文科省からの改革要請に対応するため、ミタゾノさんが所属する「むすび家政婦紹介所」に家政婦派遣の依頼が来る。林田家の中にうごめくさまざまな思惑を察知したミタゾノさんは、泊まり込みで夜食の手伝いなどをすることを志願し、内情を探り始める。

主演の松岡は「ナースのお仕事」(フジテレビ系)以来となる25年ぶりの観月とのドラマ共演に、「まさかご出演いただけるとはと、僕もスタッフもびっくりしております」と驚きつつも、「お互い20歳だったのが45歳になり、いい年のとり方をしてるし、やっぱり画(え)に力があるよね! カメラが寄っていって観月が『そういうことじゃないでしょ!』ってセリフを言った時に、『あぁ、観月だなぁ!』って思いましたよ。彼女の作品はたくさん見てきたし、古い仲だからこそちょっとした照れくささがありながらも、なんかうれしいですよね」とうれしそうに報告。

一方、「『家政夫のミタゾノ』はシリーズもたびたび拝見しており、お声がけいただいてからはとても楽しみな気持ちでいっぱいでした」という観月も、「松岡さんは当時と全然変わらず現場では自らがムードメーカーとなり、スタッフや共演者を引っ張っていて、とても和やかな雰囲気で撮影ができました。2人で『今度は25年経たないうちにまた共演したいね』と話していました。でも…生ミタゾノさんは強烈でしたね(笑)」と振り返った。

そして、「この作品はとてもいい意味でライトに見られる作品。生活の豆知識が出てくるのも試してみたくなりますよね。人間の、完璧ではない部分であったり、あらためて気付かされる道徳心であったり…。深いことを語っているのに、演出的な面白さやミタゾノさんの存在感でサラッと見られるのが魅力の一つなのではないでしょうか。『家政夫のミタゾノ』第5シリーズの第1話、とても心温まる楽しい内容です。松岡さんとの25年ぶりの共演も見どころですので、ぜひお楽しみください」とメッセージを寄せている。

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