参院選出馬の生稲晃子、おニャン子時代の仲間「ニャンギラス」立見里歌からの激励に「涙が止まらなかった」

女優の生稲晃子(53)が6日、都内の自民党本部で会見を開き、夏の参院選で東京選挙区(改選6)から出馬することを表明した。

生稲は、80年代に一大ブームを巻き起こしたアイドルグループ・おニャン子クラブの元メンバー。参院選出馬を知ったおニャン子時代の仲間から、メールが来ていることを明かした。中でも印象に残っているものとして、おニャン子クラブ内の4人組ユニット「ニャンギラス」のメンバーだった立見里歌(56)からの一通を挙げた。

立見は生稲が経営する鉄板焼店の常連で、生稲のことをよく知る一人。立見は「自信を持って。大丈夫だから。あっこにはいろんな経験があるから」と、長文の激励メールを送ってきたという。生稲は「その時は、涙が止まりませんでした」と振り返る。

自民党の世耕弘成参院幹事長から打診され、萩生田光一都連会長とも面談し出馬を決意した。世耕氏、萩生田氏ともおニャン子世代だが、生稲は「2人とも、私のファンではなかったと思います」と〝推し〟は否定した。

鉄板焼店での接客時に、来店客に好きだったおニャン子メンバーを聞くという生稲だが「ほとんど違う名前が出てくる。私のファンだった人はいない」と自虐コメントを残した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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