箱根山の火山活動「落ち着いた状態」 東海大がガス調査

火山活動の低下傾向などを受け、3月に再開された大涌谷自然研究路。6日も監視員による引率入場が行われた=箱根町・大涌谷

 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)が続く箱根山(箱根町)の大涌谷で6日、火山ガスの定点観測が行われた。採取したガスの成分を分析した東海大の大場武教授は「火山活動は落ち着いた状況」との認識を示した。

 観測が行われたのは、火口などがある大涌谷の斜面と近くの噴気地帯。

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