立民、参院神奈川選挙区 2人目に新人・水野素子氏擁立へ

立憲民主党神奈川県連

 夏の参院選神奈川選挙区を巡り、立憲民主党が2人目の公認候補として新人の水野素子氏(51)を擁立する方針を固めたことが6日、複数の関係者への取材で分かった。今後、党内手続きを経て正式決定する見通し。

 水野氏は東大法学部卒。宇宙航空研究開発機構(JAXA)勤務などを経て、2019年の参院選東京選挙区に旧国民民主党から、21年の衆院選東京16区に立民から出馬したが、いずれも落選した。

 立民は神奈川選挙区の公認候補として県議の寺崎雄介氏(50)を決定しているが、女性候補を念頭に2人擁立を目指して調整を進めていた。

 同選挙区は今回、改選数4と非改選の欠員1を合わせた計5議席を争う合併選挙。ほかに、自民党の現職三原じゅん子氏(57)、元職浅尾慶一郎氏(58)、公明党の現職三浦信祐氏(47)、日本維新の会の元職松沢成文氏(64)、共産党の新人浅賀由香氏(42)、国民民主党の新人深作ヘスス氏(37)、政治団体「幸福実現党」の新人壱岐愛子氏(36)、政治団体「参政党」新人の藤村晃子氏(48)が立候補を予定している。

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