仙台市の桜は早ければ8日に開花発表か 桜前線が宮城県内を北上中

現在、宮城県内を桜前線が北上していて仙台での開花が待ち遠しい状況です。

7日の開花発表は見送られましたが、仙台管区気象台の職員は「早ければ8日に発表できるのではないか」と話していました。

上野比呂企アナウンサー「仙台管区気象台のソメイヨシノの標本木の前です。一つ一つの蕾はある程度大きくなっていまして、見た限りでは3輪咲いているのが確認できました」

仙台管区気象台では午前と午後の2回、職員3人が敷地内にある標本木を確認したところ咲いていたのは3輪で、基準の5輪を下回ったため、7日の開花発表は見送られました。

仙台管区気象台観測課佐藤宏哉主任技術専門官「個人的な感覚ですけど8日、もしくは9日くらいには開花になるのかなと思います」

気象台によりますと、2021年は統計が残る1953年以降最も早い3月の開花となりましたが、2022年は気温が1月から2月にかけてやや低い日が多かったため、開花は平年並みの8日と見られています。

一方で3種類の桜の木が計51本植えられている青葉区の錦町公園では、一部のコヒガンザクラが満開となっていました。

訪れた人「かわいくて春らしくて」「(コロナ禍で)ずっとお花見とか行けてなかったので、今見られてすごくうれしかったです」

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