【新型コロナ】神奈川、病床確保フェーズを1段階引き下げ「3」に

 新型コロナウイルス感染症の入院患者の減少傾向を受け、神奈川県は7日、即応病床の確保フェーズを4(2100床)から3(1700床)に1段階引き下げたと発表した。中等症・軽症用の確保病床数が1890床から1540床に、重症用は210床から160床になった。

 同日付で、県の医療提供体制「神奈川モデル」の認定医療機関に通知した。フェーズ3は、最高レベルの「災害特別」から2段階下になる。県は「入院患者の増加傾向が見られた場合は、フェーズの引き上げを含め適切に対応する」としている。

 オミクロン株の感染拡大を受けて、県は中等症・軽症用は1月21日から、重症用は2月10日から病床確保フェーズを「災害特別」としていたが、3月18日にフェーズ4に引き下げていた。

 県によると、全体の病床使用率は即応病床ベースで2月14日に76%台に達したが、今月7日は32%台となっている。

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