ケミカル・ブラザーズが1997年に発売した名盤の25周年記念盤が発売

The Chemical Brothers - Photo: Mick Hutson/Redferns

ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)は、1997年4月7日にリリースされ、アンダーグラウンドとメインストリームの境界線を即座に塗り替えたセカンド・アルバム『Dig Your Own Hole』の25周年記念盤の詳細を発表した。

アルバムは、5曲のボーナス・トラックを追加収録した2CD、3LPなどで2022年7月29日に発売される

このアルバムは2つの全英1位シングルとなった「Setting Sun」と「Block Rockin’ Beats」を収録し、全英アルバムチャートでも1位を記録し、海を越えた米ビルボードチャートでも14位の好成績を獲得。また、UKのエレクトロニック作品として初めてアメリカのロック・チャートにもランクインし、アメリカでは6ヶ月で50万枚を売り上げた。

『Dig Your Own Hole』はこれまでも、そしてこれからも、音楽のみで完全にトリップすることができる1枚だ。ミックステープのように丹念に構成されたこのアルバムは、万華鏡のようなトンネルを旅する1時間であり、目的地も光源もわからないウサギの穴に転落するようなものでもある。ベースとドラムが組み合わされ、ヴォーカル・サンプルが暗闇の中を飛び交う。そして、木管楽器と歪んだノイズのカオスのつらなり、巨大で深いサイケデリックなクレッシェンドに向かって、すべてが構築されていく。

オアシスのノエル・ギャラガーが歌う「Setting Sun」、レギュラーゲストのベス・オートンによる「Where Do I Begin」、マーキュリー・レヴが参加した「The Private Psychedelic Reel」、ラッパーのSchooly DとDJ Kool Hercのサンプル、SegsとAli Friendのリキッド・ベース、などなど、無数の声やサウンドがレコードというサウンドの織物に織り込まれているが、それぞれが芸術的により良い方向に溶け込んでいる。

『Dig Your Own Hole』25周年記念エディションには、レコーディング・セッションで使用された5つの未発表トラックと別バージョンが収録されており、今回の発表とともに「Elektrobank (Demo / 3/6/96)」が先行公開された。残りの4曲(未発表曲「Cylinders」と「I Love Tekno」、「It Doesn’t Matter」と「Where Do I Begin」の別ミックス)は今後数週間のうちにリリースされる予定だ。

また、『Dig Your Own Hole』は、オリジナル・アルバムと5曲の未発表曲を収録した3種類の12インチ・ヴァイナル・エディションとして発売される予定です。このレコード盤は限定生産で、各盤に1,997枚までのシリアル・ナンバー付きとなる。このアルバムは、5曲の新曲を収録したCDとしても発売される予定だ。

Written By Tim Peacock

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ケミカル・ブラザーズ「Dig Your Own Hole」25周年記念盤
2022年7月29日発売

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