カブスが開幕戦を制す 鈴木誠也は初安打含む3出塁で勝利に貢献

【ブリュワーズ4-5カブス】@リグリー・フィールド

カブスは1点ビハインドの5回裏に鈴木誠也のメジャー初安打から無死1・3塁のチャンスを作り、パトリック・ウィズダムの犠飛でまず同点。続くニコ・ホーナーが今季メジャー全体で初アーチとなる1号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。その後、同点に追いつかれたが、7回裏にイアン・ハップのタイムリー二塁打で再び2点を勝ち越し。ブリュワーズの反撃を1点に抑え、5対4で開幕戦を制した。

デビュー戦の鈴木は「6番・右翼」でスタメン出場。昨季のサイ・ヤング賞投手コービン・バーンズと対戦し、2回裏の第1打席は追い込まれてからの四球、5回裏の第2打席はメジャー初安打となるレフト前ヒットで出塁し、6回裏の第3打席は2番手アーロン・アシュビーから四球を選んで3打席連続出塁となった。8回裏の第4打席は見逃し三振に倒れ、デビュー戦は2打数1安打2四球。5回裏に同点のホームを踏むなど勝利に貢献した。

カブスは開幕投手カイル・ヘンドリックスが4回表に1点を先制されたが、5回裏に鈴木のメジャー初安打から3点を奪って逆転に成功。7回表にリリーフ陣がつかまり、3対3の同点に追いつかれたものの、直後の7回裏にハップが2点タイムリー二塁打を放ち、これが決勝打となった。カブス3番手クリス・マーティンが今季初勝利、6番手デービッド・ロバートソンが今季初セーブをマーク。ブリュワーズ2番手アシュビーに今季初黒星が記録された。

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