2月24日にスタートしたロシアによるウクライナ侵攻。各地で激しい戦闘が行われ、数多くの被害が発生している。
それに従って、ウクライナではサッカーをはじめとしたスポーツ活動は完全に停止されており、選手も軍に入るもの、国外に脱出するものなどでバラバラになっている。
しかし今回、そのウクライナ侵攻以来初めて、同国のチームが公式戦を行うことができたとのこと。
試合に出場したのはディナモ・キーウのU-19。木曜日にUEFAユースリーグ・ベスト16でスポルティング・リスボンと対戦し、1-2と敗戦することになった。
会場はウクライナが使えなかったことからルーマニアのブカレストに移されていたが、そこにはディナモ・キーウのトップチームに所属する選手やオーナーなど2000人が駆けつけ、歴史的な試合を見守ったという。
また、試合前にはウクライナの国旗を身にまとったディナモ・キーウの選手たちとスポルティング・リスボンの選手がともに写真を取り、連帯の意思を示していた。