戦国大名が築城に用いた金箔瓦を初展示

 ◎…宮崎市・県総合博物館常設コーナーに、戦国大名が築城に用いた金箔(きんぱく)瓦が登場=写真。収蔵庫に眠っていた”お宝”の初展示で、ひそかに注目を集めている。5月9日まで。
 ◎…「菊文」と呼ばれる突出した文様部分(直径約15センチ)に金箔が貼り付けられている。天下人の織田信長や豊臣秀吉に認められた者しか使用が許されなかったという。
 ◎…京都市で出土し、秀吉が築いた城で使われた可能性もあるとされる。担当者は「当時の金色に光る城を想像して」と、多くの来館者が目を輝かせる姿を期待している。

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