ジャニーズ退所後の俳優業が軌道に乗り始めた山下智久

WOWOWで配信・放送されるドラマ「TOKYO VICE」(7日から配信、24日から放送)の制作発表会見が都内で行われ、アンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久らが出席した。

1990年代の東京アンダーグラウンドを舞台に、ハリウッドの巨匠、マイケル・マン監督が全編オール日本ロケで描く、超大作ドラマシリーズ。

各メディアによると、キャスト陣のうち、ホスト役の山下は「オーディションのときは本当に緊張していたので、まさか自分が役を頂けるとは」と驚きの表情。

撮影を、「良い作品を作るぞという情熱は世界共通なんだと思いました」と振り返り「自分は完璧じゃなくてもいい、かっこ悪くてミスがあってもいいんだと、ありのままの自分を認めていただいた気がした」と喜んだという。

「もともと、独学で英語を学び、来るべき海外進出に向けて準備を進めていた山下。そうしているうちに、ハリウッドスター、ウィル・スミスが関係している事務所とエージェント契約を結び、本格的に海外進出を果たすことができた。今後、ジャニーズ時代のような制約がないので、積極的に海外の作品のオファーも受けることになるだろう」(芸能記者)

国内の活動では、2020年にジャニーズ事務所を退所後、初めての地上波連続ドラマとなった主演をつとめるNHKの「正直不動産」が5日にスタート。

出演者の不祥事があったものの、そのシーンをカットして無事に初回放送を迎えることができた。

今後、山下がどんな作品を選んで俳優としてのキャリアを重ねていくことになるのかが注目される。

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