1972年の「魔法の黄色い靴」での鮮烈なデビューから半世紀。「心の旅」（1973年）、「銀の指環」「青春の影」（1974年）、「サボテンの花」（1975年）、「虹とスニーカーの頃」（1979年）等、ヒット作を立て続けにリリース。フォークや歌謡曲が主流だった日本の音楽シーンにポップ（&ロック）という新風を吹き込み、日本語ロックの先駆者的な存在として地位を確立したチューリップ。 イギリス的な音楽感覚と日本的な情緒を高いレベルで融合させた新しい音楽に、心を奪われた若者は数知れなかった。
そのチューリップデビュー50周年にあたる今年、デビューアルバム『魔法の黄色い靴』のスーパーデラックスのリリースが発表された。 商品構成は、1LP（イエロー）＋2EP＋1SHM-CD＋2CD＋写真集がBOXに入った豪華版。オリジナルマスターをロンドンAbbey Roadスタジオで最新リマスター。カッティングもAbbey Roadで行ない、イエローカラー180g重量盤LPと高音質SHM-CDでリイシュー。オリジナルアルバムに付録していたTULIP TIMESと大判ポスターも復刻。しかも幻の1stプレスの帯まで復刻する。 デビューシングル「魔法の黄色い靴」」と正式デビューの1年前に当たる1971年に発売された幻のシングルEP「私の小さな人生」を復刻。しかもEP「私の小さな人生」は初CD化になる。 また、1972年チューリップが福岡から上京して初めてステージに立った1972年3月3日、渋谷ジァンジァンでのライブ音源を可能な限りアップグレードして収録。さらに上京直前の1970年福岡でのライブ音源から「ちぃほあき森 梟のうた」を収録。音源は全てAbbey Road スタジオでリマスター。 さらに未公開写真を含む全40P写真集と、デビュー当時、関係者のみに配布されたチューリップ・パンフレットも復刻される。 まさにチューリップのコアファンならずとも日本のロック、ポップスファンにとって永久保存盤となるBOXセットと言えるだろう。 『魔法の黄色い靴（Super Deluxe）』は全国のCDショップ、WEBショップまたはUNIVERSAL MUISC STOREで予約・販売受付中。詳細はこちら。
