「イラストでたどる萩往還」原画展 4月13日から18日まで菜香亭市民ギャラリーで

▲「唐樋札場」(萩市)

 サンデー山口で2019年4月から2022年3月まで連載された「イラストでたどる萩往還」の原画が一堂に展示される「イラストでたどる萩往還 三十六景」展が、4月13日(水)から18日(月)まで、山口市菜香亭(山口市天花1)で開催される。時間は午前9時(13日は午後1時)から午後5時(18日は2時)までで、観覧は無料。    

 展示される原画は、同コーナー執筆者の古谷眞之助さんが、ペンと水彩絵の具を使って描いたA4サイズの作品。萩往還の起点から終点まで、以下の36カ所が展示される。 

    

  • ①唐樋札場(からひふだば)
  • ②涙松の遺祉(いし)
  • ③悴坂(かせがざか)一里塚
  • ④大屋の刑場跡
  • ⑤悴坂駕籠建場跡
  • ⑥吉田松陰短古碑
  • ⑦明木宿
  • ⑧瀧口家屋敷
  • ⑨一升谷茶屋川渓谷
  • ⑩雪の一升谷
  • ⑪五文蔵峠付近
  • ⑫落合付近
  • ⑬落合の石橋
  • ⑭佐々並目代所
  • ⑮佐々並宿
  • ⑯日南瀬の石風呂
  • ⑰上長瀬の一里塚
  • ⑱国境の碑
  • ⑲板堂峠
  • ⑳キンチヂミの清水
  • ㉑六軒茶屋
  • ㉒四十二の曲がり
  • ㉓藩庁門
  • ㉔竪小路
  • ㉕十朋亭
  • ㉖鰐石橋と象頭山
  • ㉗外郎の福田家
  • ㉘乗福寺
  • ㉙脱隊諸士招魂碑
  • ㉚禅昌寺
  • ㉛鯖山峠 郡境の碑
  • ㉜佐波川舟橋
  • ㉝宮市本陣兄部(こうべ)家
  • ㉞防府天満宮
  • ㉟三田尻 お茶屋(英雲荘)
  • ㊱三田尻 御舟倉跡

 

      

▲「藩庁門」(山口市)
▲「三田尻 御舟倉跡」(防府市) 

    

 さらに、イラストにまつわる解説文パネルや萩往還の古地図・最新の地図なども、合わせて展示される。    

 古谷さんは、「印刷物と違って原画を直接見ると、その人にしか描けない線と色がダイレクトに伝わると思う。3年間にわたって毎月サンデー山口に連載した原画36枚に加え、それ以外のイラストも展示する予定。会場にはほぼ常駐する予定なので、気軽に話しかけてもらえれば」と来場を呼びかけている。    

 会場にはプレゼント応募コーナーも用意され、「好きなイラスト原画」(6人)「萩往還イラスト入り絵はがき8枚セット」(2人)「萩往還イラスト入りてぬぐい」(3人)が抽選で当たる。    

 この展示は、山口市菜香亭の指定管理者「NPO法人歴史の町山口を甦らせる会」が、市民の文化活動を応援するために会場を貸し出す事業「市民ギャラリー」を利用しての作品発表で、会場は同施設の会議室。    

 問い合わせは、古谷さん(TEL090-7124-0032、shin-cas@c-able.ne.jp)へ。

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