乃木坂46・岩本蓮加が宝田明さんの遺作で映画初主演「前を向くためにあるような作品」

アン ミカがMCをつとめるTOKYO MX(地上波9ch)のバラエティ生番組「日曜はカラフル!!!」(※4月より毎週土曜12:00~「土曜はカラフル!!!」にリニューアル)。3月27日(日)の放送では、4月1日(金)公開の映画「世の中にたえて桜のなかりせば」で主演をつとめた乃木坂46の岩本蓮加さんに話を伺いました。

◆名優・宝田明さん肝入りの映画で初主演

映画「世の中にたえて桜のなかりせば」は、3月14日に逝去された宝田明さんが兼ねてから温めていた桜をモチーフにした企画で、宝田さん自身が岩本さんとW主演、さらにはエグゼクティブプロデューサーをつとめた渾身の作品。

岩本さん演じる女子高生の吉岡咲は、ある日を境に不登校に。しかし、宝田さん演じる老紳士・柴田敬三と「終活アドバイザー」として働くなか、依頼者に寄り添いながらさまざまな終活に触れ合い、咲は前向きに生きる力を学んでいく……桜の季節と終活をテーマにした、70歳もの年の差コンビが描き出す心温まるヒューマンドラマです。

そんな今作の魅力について、岩本さんは「"終活”をテーマにしていることもあって少し重そうな雰囲気があるんですけど、実際に(映画を)観てみると、自分の人生と向き合ういいきっかけになったり、前を向くためにあるような作品になっているので、ぜひこれを観て前向きな気持ちになってもらえれば」とアピール。

岩本さんは、17歳(※撮影当時)にして今作で映画初主演。しかも、映画に出演すること自体が初めてで、なおかつ周囲はキャリアのある俳優さんばかりでとても緊張していたそう。しかし、クランクインしてからはそれも一転。「周りの方々がすごくやさしく、温かい現場だったので、安心して演技をすることができましたし、学ぶことも多かったので、今後に活かしたいなと思います」と初めての現場を振り返ります。

また、今作は名優・宝田明さんの遺作となりましたが、「初めてお会いしたときからやさしい方なんだなと雰囲気で伝わった」と宝田さんの印象を語ります。さらには「私のことを『孫だ』と言ってくださり、本当に毎日楽しく撮影できて、いい思い出しかないですし、今は実感がないというか……」と惜しみ、「でも、受け継いでいきたいというか、今後もこの作品がずっと自分のなかで一番だなと思います」と岩本さん。

◆乃木坂46・岩本蓮加の悩みとは?

一方で、この日は岩本さんからカラフルメンバーに相談が。それは「年下メンバーとうまくやる方法」。

というのも、岩本さんが所属する乃木坂46には新たに5期生が加入。「私は当時最年少の12歳で加入したんですけど、気づけば後輩に年下メンバーが増えていて。先輩と接するのは慣れてきたんですけど、年下の後輩というのがちょっと難しくて……」と悩みを打ち明けます。

これにアン ミカは「私たちの思う年下とちょっとちゃうな~」と苦笑いしつつ、「私は18歳のときに12歳の従兄弟の家庭教師をやっていたんだけど、(当時は)自分がされて嬉しかったことをしてあげようと思っていた」とアドバイス。

さらに「目が合ったら絶対に笑ってあげるとか、本当に些細なこと。自分がされて嬉しかったことをそのまましてあげるだけで十分なのかな」と自身の経験を語ると、岩本さんは「勉強になります」と目を輝かせ、「とことん甘やかしたいですね(笑)。私も本当にかわいがっていただいたので、全部やってあげたいなと思いました」と返答。

「私は3期生で、4期生・5期生の後輩がいるので、ちょっと先輩らしいところも見せていきたいなと思います」と抱負を語っていました。

岩本さんが「前向きな気持ちになってほしい」と語った本作。
映画「世の中にたえて桜のなかりせば」は、絶賛公開中!
ぜひ、映画館へ足をお運びください。

映画「世の中にたえて桜のなかりせば」公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/sakuramovie2022/

※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>※2022年4月からの番組情報
番組名:土曜はカラフル!!!
放送日時:毎週土曜 12:00~12:55 「エムキャス」でも同時配信
MC:アン ミカ
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/colorful/
番組Twitter:https://twitter.com/mx_colorful

© TOKYO MX