被爆体験証言者・伝承者 新たに15人 広島

自らの被爆体験を伝える証言者と被爆者に代わって語り継ぐ伝承者に、新しく15人が加わりました。

広島平和文化センターから委嘱を受け、証言者3人、伝承者12人が今年度新たに活動を始めます。

爆心から約3・5キロで被爆 廣中正樹さん(82)「核兵器がたくさんあるので これを廃絶してほしいということを子どもたちに伝えたい」

広島市出身・京都市在住 小林悠子さん(43)「リアルな体験をどこまで伝えられるかわからないが、私なりに一生懸命伝えていって戦争はよくないと伝わるような伝承者になれればいいかな」

証言者は1年伝承者は2年の研修をすでに終え、早い人で来月末にも活動をスタートさせます。

これまでに委嘱された証言者・伝承者はいずれも高齢化がすすんでいます。

なり手の養成が急がれていて、来月からは新たに家族から被爆体験を聞き取って受け継ぐ「家族伝承者」の募集も始まります。

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